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初心者でも分かるGitHub Pagesでの無料サイト公開|完全ガイド

GitHub Pagesとは?

GitHub Pagesは、GitHubが提供する無料の静的サイトホスティングサービスです。HTMLファイルをGitHubリポジトリにアップロードするだけで、誰でも簡単にWebサイトを公開できます。

GitHub Pagesの主な特徴

💡 こんな人におすすめ
ポートフォリオサイト、ブログ、プロジェクトのドキュメント、個人の趣味サイトなどを無料で公開したい方に最適です!

【ステップ1】GitHubアカウントの作成

まだGitHubアカウントを持っていない方は、最初にアカウントを作成しましょう。

  1. GitHub公式サイトにアクセス
  2. 「Sign up」をクリック
  3. メールアドレス、パスワード、ユーザー名を入力
  4. メール認証を完了

ユーザー名は後からWebサイトのURLに使われるので、わかりやすい名前にしましょう(例:mechatora → mechatora.github.io)。

【ステップ2】リポジトリの作成

GitHubにログインしたら、Webサイト用のリポジトリを作成します。

1リポジトリ名の決定

GitHub Pagesには2種類の公開方法があります。

今回は個人サイトを作るので、ユーザーサイトの方法で進めます。リポジトリ名は必ずユーザー名.github.ioにしてください。

2リポジトリの設定

  1. GitHubのトップページで「New repository」をクリック
  2. Repository nameに「ユーザー名.github.io」と入力
  3. 「Public」を選択(無料版はPublicのみ)
  4. 「Add a README file」にチェック(任意)
  5. 「Create repository」をクリック
⚠️ よくあるミス
リポジトリ名のスペルミスに注意!「ユーザー名.github.io」と完全一致しないとGitHub Pagesとして認識されません。

【ステップ3】HTMLファイルをアップロード

リポジトリができたら、実際にWebサイトのファイルをアップロードします。

方法1:GitHub Web UIで直接アップロード(初心者向け)

  1. リポジトリのページで「Add file」→「Create new file」をクリック
  2. ファイル名に「index.html」と入力
  3. 以下のサンプルコードを貼り付け
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0"> <title>My First GitHub Pages</title> </head> <body> <h1>Hello, GitHub Pages!</h1> <p>私の最初のWebサイトです。</p> </body> </html>
  1. 「Commit new file」をクリック
  2. 数分待つと、https://ユーザー名.github.ioでサイトが公開されます

方法2:Gitコマンドを使う方法(経験者向け)

# リポジトリをクローン git clone https://github.com/ユーザー名/ユーザー名.github.io.git # ディレクトリに移動 cd ユーザー名.github.io # index.htmlを作成(エディタで編集) # ファイルをステージング git add index.html # コミット git commit -m "Initial commit" # GitHubにプッシュ git push origin main

【ステップ4】公開確認

ブラウザでhttps://ユーザー名.github.ioにアクセスして、サイトが表示されているか確認しましょう。

⏱️ 反映に時間がかかる場合
初回公開時は最大10分程度かかることがあります。404エラーが出ても焦らず、少し待ってから再度アクセスしてみてください。

【応用】カスタムドメインの設定

独自ドメイン(例:mechatora.com)を持っている場合、GitHub Pagesと連携できます。

設定手順

  1. リポジトリの「Settings」→「Pages」に移動
  2. 「Custom domain」にドメイン名を入力(例:mechatora.com)
  3. ドメイン管理サービス(お名前.comなど)でDNS設定を変更

DNSレコードの設定例

# Aレコード(GitHub PagesのIPアドレス) 185.199.108.153 185.199.109.153 185.199.110.153 185.199.111.153 # CNAMEレコード(wwwサブドメインの場合) www → ユーザー名.github.io

DNS設定の反映には最大48時間かかる場合がありますが、通常は数時間で完了します。

🔒 HTTPS化も自動
カスタムドメインでも、GitHub Pagesが自動でSSL証明書を発行してHTTPS対応してくれます(Let's Encrypt)。

実際に使ってみた感想

私自身、mechatora.comをGitHub Pagesでホスティングしています。以下が実際に使ってみて感じたメリットとデメリットです。

✅ メリット

⚠️ デメリット・制約

よくあるトラブルと解決法

❓ サイトが表示されない(404エラー)

❓ 更新が反映されない

❓ CSSやJavaScriptが読み込まれない

まとめ

GitHub Pagesは、初心者でも簡単に無料でWebサイトを公開できる素晴らしいサービスです。ポートフォリオサイトや個人ブログ、プロジェクトのドキュメントサイトなど、幅広い用途に活用できます。

🎯 次のステップ
基本的なサイトが公開できたら、デザインをカスタマイズしたり、複数ページを追加したりして、自分だけのWebサイトを作ってみましょう!

このブログが、あなたのWeb公開の第一歩の参考になれば幸いです。わからないことがあれば、GitHubのドキュメントやコミュニティも活用してみてください!

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